馬替敏治先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます

2019年9月9日
金沢大学物理学同窓会幹事 岡本博之

馬替敏治先生は2019年8月27日に77才でお亡くなりになられました。29日午後7時からのお通夜には、安達同窓会長が、30日午前11時からの葬儀には岡本が参列させていただきました(サンレー金沢紫雲閣)。読経とご住職のお話に続き、喪主でご長男の岳治様からご挨拶がありました。先生は、本年4月に胃がんであることが分かり、自宅で療養をされておられました。その後、7月から入院されておられ、同僚であった直江先生などがお見舞いに行かれていたそうです。しかし、8月になって病状が悪化され、27日にお亡くなりになられました。

先生は1964年(第12回)に金沢大学理学部物理学科をご卒業され、平成19年にご退職されるまで長く金沢大学で教鞭をとっていただきました。特に、教養部、教養課程における学生実験の教材開発においては大変な功績が有り、今でも現役で使われている装置がたくさんあります。先生のご指導は大変丁寧で分かり易く、比較的若い同窓生の諸氏におかれては、随分お世話になった方も多いと思われます。小生が講師時代に学生実験を担当させていただいた際、演示実験の効果的な見せ方や、分かり易い実験の解説方法から装置が壊れた時の修理のコツまで、色々とご教授をいただいたことを思い出します。先生からお教えいただいた内容は、今でも学生の指導に大変役立っております。また、同窓会に対しても多大なるご高配をいただきました。会報の作成や総会の開催時にはいろいろと情報提供、同窓生への連絡などをいただき、大変ありがたかったことを覚えております。

お通夜、ご葬儀の当日はあいにくの雷雨でしたが、すぐれた人格者の先生を偲んで、たくさんの参列者が有りました。お通夜には、金沢大学の物理系から末松先生、退職された直江先生、大橋先生が、ご葬儀には、物理系から阿部先生、安藤利得先生、退職された、直江先生そのほかの方々のお顔も拝見しました。本当に長い間、多くの学生をご指導いただきありがとうございました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。