次回の物理学同窓会総会の予定について

令和6年8月19日

次回の物理学同窓会総会の予定について

物理学同窓会長 安達正明

会員の皆様へ

金沢大学物理学同窓会では、2020年1月から繰り返された新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年10月に予定していた同窓会総会を初め,これまで計3回にわたり総会の開催を延期してきました。

その後コロナワクチンの複数回接種が進み重症化率が低下したことを受け、2023年5月に感染症法上の位置づけが2類から5類へと引き下げられ日常活動が少しずつ回復し始めました。

しかしこの間、金沢大学においては、リモート授業や各種行事の自粛さらには研究室においても親睦を深めるための交流制限などが続きました。そのため物理学同窓会幹事が、ニュートン祭や卒業生謝恩会等の物理コース各種行事に参加して同窓会活動を広報することも難しくなり、卒業生との情報交換が滞る状況が続きました。

加えて、同窓会の重要業務である卒業生の進路情報収集・整理などを担っている主要幹事複数名が、2024年当初から過度な負荷や心労により、同時に体調を崩す事態となってしまいました。

このような状況となり、延期してきた同窓会総会の2024年開催可否に関し、主要幹事で慎重に議論を重ねました。その結果、滞っていた卒業生の最新情報収集と整理、それに基づく案内作成、総会会場の準備などの膨大な作業を、一部幹事のみで負担することは困難と判断され、誠に残念ながら2024年の同窓会総会の開催は断念せざるを得ないという結論に至りました。

コロナ禍が収束に向かい社会活動が徐々に回復する中で、多くの同窓生の皆様が総会の開催を心待ちにされているかと思います。今後は、2025年秋期の総会開催を重要な目標として幹事一同尽力してまいります。そして、今後の総会を従来の開催周期の5年に戻したいと思います。

同窓会員の皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解とご協力を頂きたくここに心からお願い申し上げます。

物理学同窓会総会の再度中止のお知らせ(次回は令和6年度以降)

令和5年9月11日
同窓会長 安達正明

会員各位

経済活動の緩やかな回復をうけ、皆様ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

新型コロナワクチン接種の拡大や5類感染症移行に伴い規制の緩和が進み、様々な活動が復活しつつあります。長らく開催できなかった各種会合についての開催連絡も、身近に届きつつあるこの頃です。

そのような状況下において、同窓会の会員皆様の中にも、今年の秋頃に「物理学同窓会総会」が開かれるのでは、と期待されている人もいると伝え聞きました。

しかし、新聞等のメディアによりますと、コロナウイルス感染は簡単には収まらないどころか、拡大する兆候がここ金沢や小松周辺でも見られるとのことです。これには、多くの外国人等が市内観光に集中していることが影響しているのかも知れません。

一方で、特に高齢の同窓生の皆様は私を含め、基礎疾患をお持ちの方も多いようです。そのため、仮に同窓会総会を対面で開催して参加者の間で感染が拡大すると、重大な事態を招き、同窓会組織の維持にも大きな影響を与える恐れもあります。

そこで、次の「同窓会総会は令和6年度以降に再度延期」させていただきたいと考えます。同窓生や恩師との交流を楽しみにされておられた皆さまをはじめ、ご協力をいただいている関係者の皆さまには誠に申し訳ございませんが、是非ともご理解を賜りますようここに謹んでお願い申し上げます。

以上

物理学同窓会総会中止のお知らせ

令和4年10月28日
同窓会長 安達正明

会員各位
時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
今年度秋に開催を予定しておりました「物理学同窓会総会」は、新型コロナウイルス
感染症拡大防止のため、中止とさせていただきます。コロナ禍は収束に向かいつつあ
るようにも見えますが、100人規模の飲食を伴う会合は時期尚早と判断させていただ
きました。
同窓生、恩師との交流を楽しみになさっておられた皆さまをはじめ、ご協力をいただ
いている関係者の皆さまには申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申
し上げます。
なお今後、感染状況の推移を見守りつつ具体的な方針を決めさせていただきます。

以上

物理学同窓会2020年度総会開催延期のお知らせ

令和2年9月23日
同窓会長 安達正明

会員各位
時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

2020年度秋季に予定しておりました「物理学同窓会2020年度総会」は、新型コロナウイルスの感染が収束していない状況を鑑み、少なくとも1年間延期することといたしました。

今後2021年度秋季の開催を目指して準備をしてまいりますが、状況の推移を見守りつつ、新しい日程が決まり次第、改めてホームページ等を通じてご案内申し上げる所存です。

何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます

以上

金沢大学 名誉教授 馬替敏治先生 ご逝去のお知らせ

名誉教授 馬替敏治先生におかれましては,8月27日(火)にご逝去されましたので,お知らせします。 なお,葬儀等は下記のとおり執り行われます。

お通夜 令和元年8月29日(木)19時から
ご葬儀 令和元年8月30日(金)11時から
式 場 サンレー金沢紫雲閣
https://www.kiyoneshikiten.com/ishikawa/hid17201_009_map.html
所在地 金沢市広岡1-4-20
電 話 076-264-0111
喪 主 馬替岳治氏

川崎温先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます

昭和63年(1988年)4月まで金沢大学理学部物理学科物理第6講座(プラズマ)におられた 川崎温先生が 4月28 日にお亡くなりになりました。葬儀は終了しています。

大変お世話になりました。ご冥福をお祈り致します.川崎温先生の金沢大学時代の様子を紹介頂ける関係者がおられましたら,「お問い合わせ」ページをご利用の上同窓会までご一報ください.ご紹介させて頂きたく思います.

河田先生が亡くなられました

大変悲しいお知らせですが、つい先ほど、河田脩二先生が亡くなられたとの報を奥様からいただきました。

ご葬儀などについては、下記の通りです。
お通夜 12月17日(月) 19時から
ご葬儀 12月18日(火) 10時から
場所両儀とも
〒920-1156 金沢市田上の里2丁目8番地 ピースフル田上
Tel. 076-261-7722

※追記
喪主はご子息の「河田 拓(ひらき)」様です.

以上,よろしくお願い致します。

堀尚一先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます

金沢大学物理学同窓会会長
安達 正明

堀尚一先生は9月14日に94才で天寿を全うされました.18日の10時から予定されていたご葬儀には安達は所用で出席できないので17日午後7時からのお通夜に参列しました(金沢メモリアルホール).

読経とご住職のお話のあと,堀先生のご長男の堀直樹様からご挨拶がありました.先生は富山県高岡市のお生まれで飛び級で東大へ進み流体工学を学んだ後,京都大学で湯川先生や朝永先生の近くで軍事技術と関係しない素粒子を研究され,その後に金沢大学へ移られたとのこと.そして長年のまた多くの理論物理の研究等に対して平成12年11月3日に天皇陛下より勲二等瑞宝章を授与されたとお話されました.

安達は学部3年か4年の時に相対論的量子力学に関係する授業を先生から受けたと記憶しています.テニスの練習にも一度加えて貰った記憶があります.ご存じの方も多いと思いますが,先生は研究に加えてテニスも深く愛好されていました.1987年の退職後も金沢大学の黒門テニスクラブの各種イベントにはずっと参加されていたようで,列席されていたテニス関係者はつい2,3年前の忘年会までにも参加されてたと言っていました.そう言えば2015年の物理学同窓会総会に来賓としておいでいただきました折りには,テニスの試合でかなり無理をしたために膝を痛めてしまったと少し前までテニスをされていた感じでお話しをされました.

お通夜には,金沢大学の物理系から現役の青木先生,末松先生,退職された先生としては樋渡元物理学同窓会会長,そして2年少し前に安達と同時に定年退職になった鎌田先生,藤下先生,そして問谷さんその他の方々のお顔を拝見しました.18日のご葬儀に参列した同窓会役員の岡本先生からは,上記の方々に加えて元物理学同窓会役員の大橋先生,退職された直江先生や理工研究域の大橋政司先生などのお顔も拝見しましたとの連絡がありました.本当に長い間,多くの卒業生のご指導をありがとうございました.ここに謹んで心からご冥福をお祈りいたします.

堀尚一先生が亡くなられたとの御連絡を受けました

理論の研究室の末松先生からご連絡がありました.

ご葬儀について情報は以下の通りです。

お通夜 9月17日(月) 19時から
ご葬儀 9月18日(火) 10時から

場所 金沢市旭町 メモリアルホール アネックス 076-223-1311

取り急ぎよろしくお願いいたします.

若狭昭先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます

金沢大学物理学同窓会会長
安達 正明

若狭先生はH30年8月15日に享年87歳でお亡くなりになり,8月17日11時よりご葬儀が金沢駅前のサンレー金沢紫雲閣で執り行われました.

若狭先生は金沢大学物理学科の2期卒業生でして,金沢大学へは教養部にお勤めになった後,理学部物理学科へ移られて長く教壇にお立ちになられました.先生は学生の理解力を考えて丁寧に授業をされ,また大変穏やかなお人柄で,学生達から広く慕われてました.このため理論の研究室に所属しなかった卒業生も穏やかな若狭先生のことを記憶されていることと思います.そこで,奥様から若狭先生の金沢大学定年退職後のご様子をお聞きし,ここに簡単ですが紹介させて頂きます.

若狭先生は退職後は63才から77才まで14年間にわたり放送大学の学生として,民法や社会学,語学その他の色んな学門を興味を持って広く勉強されていたとのこと.そして最後の頃は放送大学の物理の試験でもあまり満足のいく点数を取れなくなったのを機にやめられたとのことでした.一方でテニスも楽しんでおられましたが,足が痛くなってからは,それもできなくなり読書や数字のパズルを解くことなどに楽しみを移されていたとのことです.本当にあまり動けなくなった後は車椅子を利用されるようになり,施設にも3年ほど入っておられ,その間ショートステイでご自宅にも帰ってこられていたとのことです.そのようにしながらお過ごしでしたが,ご逝去の数日前に誤飲性肺炎で急遽入院され,あっという間に病状が悪化して最後は心不全でお亡くなりになったのとことです.

ご葬儀ではお孫さん達が連れ添っておじいちゃんの思い出を涙ながらに語って下さいました.そして奥様もご家庭での先生のお人柄を語られ一度も怒られたことがなかったと話されました.安達も葬儀会場でご家族から若狭先生の思い出をお聞きするにつれて,学生時代だったころの若狭先生のお姿やお言葉が脳裏にくっきりと浮かびました.参列者として物理学科から現役の青木先生,そして退職されている,鈴木恒雄先生,また旧教養部にも長く居られた馬替先生,物理の事務を長くされていた問谷さんもおられました.若狭先生は葬儀は近しい人だけでやって欲しいと生前話されておられ,奥様はそのようにされたとのことでした.また,いま物理の事務をされている西川さんはご家族から連絡を受けて後,若狭先生の研究室で勉強されていた卒業生にも分かる範囲でお知らせの電子メールを出しましたが殆どは配達できないで返ってきたとのことでした.葬儀では遠方に居られる卒業生数名からの弔電が披露されました.

ここに若狭先生のご葬儀の様子や奥様からお聞きした生前の様子をつたない文章にして,皆さまに広くお知らせすると共に,若狭先生のご冥福を心から深くお祈り申し上げます.